農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。
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ビニールハウスのフィルムの耐用年数は?
ビニールハウスのことでお客さまにまず尋ねられることは、ビニールハウスの価格のことです。
次に聞かれることで多いのは、ビニールハウスの外張りフィルムの耐用年数です。
フィルムの耐用年数とは、フィルムの物性が低下し、作物の栽培に差し支えがでてくるまでの期間のことです。
フィルムの物性が低下するとは、
フィルム自体の強度が落ちること、
フィルムの透明度が低下すること、
フィルム内側の防滴性能が悪くなること
などです。
今年の春に、私が一人で張り替えたビニールハウスです。左側の屋根のフィルムを張替させていただきました。
ビニールハウスのフィルムには、素材別に三種類あります。
① 農業用塩化ビニールフィルム(塩ビ)
② 農業用ポリオレフィンフィルム(農POフィルム)
③ フッ素樹脂フィルム
今回は、福井で主流になっている農POフィルムの耐用年数について書きます。
まず、農POフィルムには、厚み別に、
0.05mm、0.075mm、0.1mm、0.13mm、0.15mm の5種類のものがあります。(0.2mm厚のフィルムを作っているメーカーもありますが、ここでは割愛します)
厚み別に、フィルムの使われ方が異なりますが、
福井でビニールハウスの外張りに使用されるのは、0.1mm、0.13mm、0.15mm厚のフィルムです。
POフィルムのメーカーさんが言っている耐用年数は、
0.1mm厚では、2年
0.13mm厚では、3年
0.15mm厚では、5年
ですが、
私の経験では、このように言えます。
0.1mm厚では、2年~3年
0.13mm厚では、3年~5年
0.15mm厚では、5年~7年
最後に、
ジブラルタル生命福井市社武生営業所のKさま、素敵な絵ハガキをありがとうございます!!
株式会社モリシタは、「2018年福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会」を勝手に応援しています(笑)!