ビニールハウス栽培を始めるために必要なもの 【給水設備】その2
昨年11月にスープカレーを試食会の後で記念撮影にも参加したモリシタの森下幸蔵です。 https://www.morishitahouse.jp/contents/company.html
エアガンでの射撃が楽しめる“シューティングカフェ【ロックon】”で、スープカレーがメニューに加わりましたよ。
岩堀店長のブログ
スープカレーの供給元は、札幌でスープカレーの専門店を展開しているハイブリッジジャパンのSAMAです。
?札幌のスープカレーが福井で味わえるのも何かの縁ですね。
さて、本題です。
“ビニールハウス栽培を始めるために必要なもの 【給水設備】その1”
のつづきです。
水源別に必要な設備を説明しています。
前回は、1.農業用水と2.農業用パイプラインについて説明しました。
- 農業用水(用水路)
- 農業用パイプライン
- 浅井戸
- 深井戸
- 水道水
- 雨水の貯水
今回は3.浅井戸と4.深井戸の必要な機械と設備をあげてみます。
3.浅井戸
浅井戸は、その名の通り、比較的浅いところにある地下水を汲み上げる井戸のことです。
ポンプには、地上に設置する給水ポンプを使用します。
電源がないところでも。エンジン式なら簡単に設置できます。
ただし、灌水する前に、手動でエンジンをかけることと、燃料の給油が必要になります。
モーター式の給水ポンプは、電気工事が必要ですが、エンジン始動と給油の手間がない分水やりの手間が軽減されます。
井戸水ですから、融雪に利用するための温度は十分ありますが、付近で他にも井戸水を融雪に使っている場合は、地下水位が一時的に下がりやすくなりますから、対策が必要です。
具体的には、単棟ハウスならば、ハウス間の通路を広めにあけておくこと。
他にも除雪機などの融雪手段を準備しておくことなどがあります。
4.深井戸
深井戸は浅井戸よりも深いところにある地下水をくみ上げますので、比較的きれいな水が出ます。地下水位の変動が少ないのも特長です。
深く掘削するために、作業に費用と時間がかかります。
浅井戸は地下水のある地層まで鋼管を打ち込むだけなのですが、深井戸の場合はやぐらの上から先端がとがった鋼鉄製の矢じりを地面に落下させて、地下深い地層まで-掘削していきます。
掘り上げた竪穴(井戸)に挿入した揚水管の先端に付けた水中ポンプで地下水を汲み上げます。
深い地層の水なので、水量の許容があるので、灌水だけでなく、融雪にも安心して使うことができます。
水中ポンプの制御には、制御盤と圧力タンクが必要です。
深井戸は水源として水質がきれいで、水量も安定的に供給できるのですが、工事と設備に多額の費用がかかります。
次に続きます。
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ビニールハウス栽培を始めるために必要なもの 【給水設備】その1
ビニールハウス栽培を始めるために必要なもの 【給水設備】その3
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