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2014年11月18日

ビニールハウス栽培を始めるために必要なもの 【給水設備】その1

栽培設備

ビニールハウス栽培を始めるために必要なもの 【給水設備】その1

先週の土曜日にスープカレーを試食させてもらったあとに、スタッフ会議に同席した株式会社モリシタの森下幸蔵です。 https://www.morishitahouse.jp/company

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エアガンでの射撃が楽しめる“シューティングカフェ【ロックon】”で、スープカレーがメニューに加わりましたよ。

http://rock-on-fukui.jp/shop/

スープカレーのくわしいことは、【ロックon】の岩堀店長のブログを見てね。

スープカレー始めました

http://rock-on-fukui.jp/391/

 

 

さて、本題です。

 

ビニールハウス内には雨は振りませんので、水やりのための給水設備が必要になります。

水源によって設備が異なります。

配管工事

 

 

水源で考えられるのは、6種類です。

  1. 農業用水(用水路)
  2. 農業用パイプライン
  3. 水道水
  4. 浅井戸
  5. 深井戸
  6. 雨水の貯水

福井で良く使用されるのは、農業用パイプラインと浅井戸、深井戸です。

積雪地帯では、降雪でハウスが倒壊しないように、水をハウスの融雪にも使用することが多いです。

 

ハウスが1反以上新設する場合は、地下水位が安定している深井戸がおすすめです。

融雪に必要な水量が安定的に確保できる地域では、浅井戸をお使いの方もいらっしゃいます。

 

それぞれの水源について、必要な機械と設備をあげてみます。

1.農業用水(用水路)

用水路から水を汲み上げるポンプが必要です。

それと、ポンプの取水口に大きなゴミを取るためのネットを付け、細かいゴミを除去するフィルター(ストレーナー)が要ります。

フィルターは、ポンプの下手に設置します。

ポンプには、エンジン式の農業用灌水ポンプと、モーター式の給水ポンプがあります。

電源がないところでも。エンジン式なら簡単に設置できます。

ただし、灌水する前に、手動でエンジンをかけることと、燃料の給油が必要になります。

モーター式の給水ポンプは、電気工事が必要ですが、エンジン始動と給油の手間がない分水やりの手間が軽減されます。

冬季は水温が低くなるので、融雪には不向きです。

 

 

2.農業用パイプライン

農業用パイプラインも、農業用水なのですが、加圧して配水されるので、ポンプは不要です。

畑ごとに設置してあるバルブからビニールハウスに配管するだけです。

細かいごみが混じっていますから、フィルター(ストレーナー)の設置が必要です。

パイプラインは、用水路と違って地中を通ってきますので、冬季の水温は用水路よりも若干高めです。

融雪に使用するには、温度が低いかもしれませんので注意してくださいね。

次に続きます。

 

関連ブログです。こちらの方も読んでね。

ビニールハウス栽培を始めるために必要なもの 【給水設備】その2

http://wp.me/p3XDlF-yH

ビニールハウス栽培を始めるために必要なもの 【給水設備】その3

http://wp.me/p3XDlF-Cd

 

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