ブログ

2015年08月28日

トマトなどの果菜類の誘引線ワイヤー張り作業には「テンションクランプ」

栽培設備 , 農業用ビニールハウス

農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。

https://www.morishitahouse.jp/contents/about.html

 

 


いきなり本題です。

 

 

 

トマトなどの果菜類の誘引線ワイヤー張り作業には「テンションクランプ」

 

 

 

トマトなどの果菜類は立ち作りをするために、茎を誘引紐で吊り上げてやります。

 

IMG_2576

 

 

吊り上げるための誘引紐はハウスの上部に張ってあるワイヤーから吊り下げます。

このワイヤーのことを誘引線または、誘引ワイヤーと言います。

 

 

この誘引ワイヤーを張る作業には、株式会社マサルの製品「テンションクランプ」がおススメです。

 

 


 

 

株式会社マルサ の「テンションクランプ」

http://www.malsa.co.jp/pro/37.html

 

 

テンションクランプ(1)

 

 

 

テンションクランプ(2)

 

 


 

 

現在、工事中のメビオールのアイメック栽培トマトハウスにもテンションクランプを使用しました。

 

 

テンションクランプは施工済です。

IMG_1731

 

 


 

テンションクランプには「テンションクランプ」と「ひっかけクランプ」がある

 

 

 

テンションクランプには、「テンションクランプ」と「ひっかけクランプ」があり、これを2個1組で使用します。

 

 

 

 

妻面側の誘引梁パイプです。

 

 

IMG_1728

 

 

この梁パイプにひっかけクランプ(リングタイプ)を取り付けました。

 

ひっかけクランプに誘引ワイヤーをワイヤークリップで取り付けます。

 

ちなみにワイヤーはφ4㍉を使用しました。

 

IMG_1734

 

 


 

 

ハウスの中央の誘引梁パイプには、受け側の「テンションクランプ」を取り付けます。

 

IMG_1732

 

 

そして、誘引ワイヤーの一方の端をテンションクランプで巻き取って、ワイヤーを適度に張っていきます。

 

IMG_1733

 

 


 

 

トマトが大きくなると誘引ワイヤーが垂れる場合があります。

その時は、テンションクランプでワイヤーを増し締めしてやります。

 

 

IMG_2696

 

 

誘引梁パイプには単管42.7φと48.6φの直管をつないで作りました。

パイプを自社で加工できるメリットが生かされていますね。