農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。
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「お台場ラ―メーンパークin福井」に行ってきました。
東京の有名店が多い中で、九州から唯一出店している「秀ちゃんラーメン」(福岡)がとても気に入りました。
秀ちゃんラーメン
〒810-0023 福岡市中央区警固2-13-11
TEL・FAX.092-734-4436
http://www.ra-hide.com/shoplist/#08
美味しかったわりには、客入りが少なかったのですが、店舗デザインが地味なのが理由かな。
さて、本題です。
パイプハウス(ビニールハウス)の被覆材の選び方 ー塩化ビニールフィルムー
パイプハウス(ビニールハウス)の作物栽培用フィルムには、素材別に大きく分けて3種類のものがあります。
1.塩化ビニールフィルム
2.ポリオレフィン系フィルム
3.フッ素系フィルム
素材の特性を説明します。
1.塩化ビニールフィルム
略して「塩ビ」とか「ビニール」と呼ぶことが多いです。
塩ビの特性として、以下の点を挙げることができます。
-
透明度が高い
-
保温性が高い
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柔軟性がある(伸び縮みする)
透明度と保温性が高いため、太平洋側の冬場に暖房機で加温して作物を栽培している産地では、よく使われています。
塩ビの欠点としては、
- フィルム自体が重い(比重が大きい)ため、展張作業に労力がかかる
- 大気中の塵埃が付着しやすいため、2年目からの透明度が悪くなる
- 耐用年数が短く、一か所破れると、フィルム全体に破けが広がりやすい
- 塩ビフィルムどうしで癒着しやすいため、一度使用した後の保管には留意が必要です
- 廃棄の問題 (塩ビは、通常の温度で焼却処理すると、ダイオキシンが発生するため、埋め立て処分される)、(一方で自治体主導でリサイクルを進めているところもある)
暖房用重油の値上がりのため、農業用塩化ビニールフィルムは、太平洋側の産地では、根強い人気があります。
リサイクルの体制を確立すれば、今後も利用価値の高い素材です。
株式会社モリシタの公式サイト https://www.morishitahouse.jp/