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2014年09月10日

ビニールハウス(パイプハウス)の役割

農業用ビニールハウス

最近、ボルダリングにハマっている株式会社モリシタの森下幸蔵です。 https://www.morishitahouse.jp/company

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週に一度の練習もままならないのですが、徐々に上達していますよ。

福井県アーチェリー・クライミングセンター

http://www.fukui-accenter.jp/

ビニールハウス(パイプハウス)の役割

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?ビニールハウスの原型は「竹ハウス」

ビニールハウスは、今でこそスチールパイプで組み上げた構造になっていますが、その原型は曲げた「竹」で組み上げたトンネルハウスでした。

被覆材は、プラスチックフィルムではなく油紙で、主にイネの育苗床の霜よけの役割に使われたそうです。

被覆材として塩化ビニールフィルムが登場し、あらたに保温だけでなく「雨よけ」という役割が増えました。

塩化ビニールフィルムが普及し始めのころは、「竹ハウス」もまだ多かったようですが、徐々にスチールパイプにとって変わっていきました。

強度のあるスチールパイプを構造材として使うことで、霜や雨だけでなく、風や雪から作物を守るという役割が増えました。

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その他の役割

ビニールハウスの役割は、これら以外にも、旬でない時期に作物を収穫できる(促成栽培や抑制栽培ができる)、病気や害虫から作物を守る、収穫物の盗難を防ぐ、作物の品質が上がり秀品率が向上する、マルハナバチや天敵などの有益昆虫を利用しやすくなる、冷暖房設備による温度管理がしやすい、農薬散布時に農薬が周辺に飛散しない、イノシシ・シカ・ハクビシンなどの食害から作物を守るなどがあります。

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ビニールハウスの役割のまとめ

1.霜よけ

2.雨よけ

3.風や雪などの気象から作物を守る

4.旬でない時期に作物を収穫できる(促成栽培や抑制栽培ができる)

5.病気や害虫から作物を守る

6.収穫物の盗難を防ぐ

7.作物の品質が上がり秀品率が向上する

8.マルハナバチや天敵などの有益昆虫を利用しやすくなる

9.冷暖房設備による温度管理がしやすい

10.農薬散布時に農薬が周辺に飛散しない

11.カラス・イノシシ・シカ・ハクビシンなどの有害動物の食害から作物を守る

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