農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。
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何よりも期間限定品が大好きです。
福井で人気のキャラクター「うさぎのジローR」の期間限定パンが販売されています。
これは見逃せない!
ということで、レ・プレジュール福井駅前本店に食べに行ってきましたw
?https://www.facebook.com/les.plaisirs2003?ref=stream&fref=nf
甘いチョコパンなので、ジローパンにはアイスコーヒーがお奨めです。
ビニールハウス(パイプハウス)の積雪対策 その1
北陸をはじめとする日本海側で冬も施設園芸をやるには、積雪対策は必須課題です。
パイプハウスは、一般建築物と比べて、安全基準が緩やかなため、雪を屋根の上にのせたままにしないことが基本です。
補強を施すと、ある程度までの積雪荷重までは耐えることはできますが、ハウスの屋根に積もった雪は可能な限り、地面に滑り落とすように対処してください。
パイプハウスの積雪対策をまとめてみました。
1.冬以外の限られた期間しか使用しないパイプハウスの外張りフィルムを剥がしておく
冬に使用しないパイプハウスの外張りフィルムを剥がすことで、融雪や除雪のコストを省けますし、風害も防ぐことができます。
デメリットとしては、雨が直接かかるのでパイプが錆びやすくなること、ハウスを使用する前に外張りフィルムを展張しなくてはならないことなどがあります。
2.パイプサポートを設置してパイプハウスを補強する
仮設現場でよく見かける「パイプサポート」を使うのが簡単で効果的です。
パイプサポートでパイプハウスの棟パイプが下がらないように真下から支えるのです。
サポートパイプを設置する間隔は、積雪量やアーチパイプの直径によって変わりますが、わたしは、1.5m~2.0mの間をお勧めしています。広くても3.0mまでです。
デメリットとしては、サポートパイプがハウス内作業の邪魔になること、毎年設置し降雪期が終わったら片づけなくてはならないこと、パイプサポートを保管する場所が必要なことなどがあります。
3.水平梁(はり)を取り付けて、パイプハウスを補強する
パイプハウスに水平梁を取り付けることで、垂直荷重(積雪荷重)に対して、ハウスのアーチ形が変形しにくくなり、積雪に強くなります。
出典)「地中押し込み式パイプハウス安全構造指針」より 一般社団法人日本施設園芸協会 発刊
デメリットとして、アーチパイプのアーチ部分の耐力は増えますが、柱部分の強度は変わらないこと、軒高が低いハウスだと水平梁の設置が作業の邪魔になることがあげられます。
『 ビニールハウス(パイプハウス)の積雪対策 その2 』につづきます。
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