ブログ

2017年11月08日

大和鋼管工業の高張力農業用パイプSTX700の亜鉛メッキの厚みを計算してみました

農業用ビニールハウス , 農業資材

農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。

https://www.morishitahouse.jp/contents/products.html

 


 

大和鋼管工業の高張力農業用パイプSTX700の亜鉛メッキの厚みを計算してみました

 


楽農園様2014年11月10日 (2)

 

 

 

 

 

 

 


先日、農協さんから大和鋼管工業のストロングXパイプ(STX700)表面の亜鉛メッキの厚さについてのお問合せがありました。

さっそく、大和鋼管工業の担当者に連絡をして調べてみました。

 

 


 

大和鋼管工業さん( http://www.daiwast.co.jp/products/list/stx.html )の農業用パイプSTX700の表面の亜鉛付着量は180g/m2です。
では、亜鉛付着量からメッキの厚みを計算してみましょう。

 

 



亜鉛付着量(g/㎡)=膜厚(μ)X7.14(亜鉛の比重)という式をカナフジ電工さんのHPで見つけました。
これに当てはめると、
膜厚=180÷7.14≒25μになります。

 

 

 



μはミリの1000分の1ですので、25μをミリに換算しますと、STX700の亜鉛膜厚は0.025ミリとなります。
これは、畑の畝を覆うマルチフィルムと同程度の厚みです(0.02~0.03ミリ)。