平成26年5月21日(水)
お客さまのご自宅の庭木を眺めるのが好きな株式会社モリシタの森下幸蔵です。 https://www.morishitahouse.jp/company 梅の実が大きくなってきて、いよいよ梅雨入りが近くなってきました。 実は、日本海側最大の梅の産地があ福井県にあります。嶺南の若狭町三方がそうです。 ひと昔前までは、「西田梅」と呼ばれて、とても有名でしたが、最近は、福井梅として流通しているようです。 https://www.town.fukui-wakasa.lg.jp/kankou/category/page.asp?Page=17 さて、本題です。
パイプハウス(ビニールハウス)の規格について
単棟と連棟
パイプハウスの規格には、大きく分けて、屋根がひとつの「単棟(型)ハウス」と屋根が連続する「連棟(型)ハウス」があります。
単棟(型)ハウス
単棟(型)ハウス
単棟ハウスは、連棟ハウスに比べて、積雪による倒壊の危険性が低いため、北陸などの積雪地域で多く見られます。
- ハウスを2棟以上建てる場合、ハウスどうしの間をあけることになるので、土地利用性が悪いです。
- 連棟ハウスに比べると、単位面積あたりの建築金額(単価)が高くなる傾向にあります。
- 積雪に比較的に強いため、被覆材を張ったままで越冬できます
連棟(型)ハウス
連棟(型)ハウス
北陸では、雨よけハウスや、ブドウなどの果樹ハウスに用いられる規格です。 連棟ハウスは、降雪による倒壊の可能性が高いハウスなので、無降雪期間は被覆材を展張し。降雪期間に入る前に被覆材をはがして、越冬させます。
- 単棟ハウスに比べると、単位面積あたりの建築金額(単価)は安価です
- 積雪には弱いですが、風による被害は少なくなります
- 北陸で、越冬させるためには、被覆材をはがさなくてはなりません
次回は、パイプハウス(ビニールハウス)の間口について解説します。
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