農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。
https://www.morishitahouse.jp/contents/about.html
先日、子どもと二人で姫路市を旅行してきました。
書写山円教字寺は、山中にある閑静なたたずまいのお寺でした。
http://www.shosha.or.jp/cultural_properties.cgi
写真は食堂(じきどう)です。
現在でも使われているようです。
サンサンネット®e-レッドはアザミウマの忌避効果があることが実証試験の結果でも明らかになった
日本ワイドクロスが製造販売しているサンサンネット®eーレッド。
http://www.sunsunnet.co.jp/product/agriculture.html
http://www.sunsunnet.co.jp/product/sl2700R.html
メーカーの試験結果でアザミウマ類に忌避効果をうたっていましたが、第三者機関に試験を依頼し、そのデータから効果があるという結果が出ました。
「サンサンネット®e-レッド SLR 2700」と「ソフライト SL2700」の比較試験
アザミウマのハウスへの侵入数
「サンサンネット®e-レッド SLR 2700」と「ソフライト SL2700」。
いずれも0.8mm目合なので、アザミウマはすり抜けできますが、
下のグラフのとおり、e-レッド SLR 2700 のほうがアザミウマの侵入数が少なかった。
露地トンネル内の作物(ネギ)の状態
露地トンネルに両製品を使用して、ネギを比較してみると明らかな違いが出ました。
やはり、e-レッドの方が食害がほとんどない状態。
ハウス内の作物(ネギ)の状態
やはり、ハウスに両製品を使用しても、e-レッドの方が被害が極端に少なかった。
試験結果は、月刊誌「現代農業」に掲載された
農文協が出版する月刊誌「現代農業」。 反響は大きかったでしょうね。
結論
サンサンネット® e-レッドの赤色には、アザミウマの忌避効果があります。
ただし、赤色は色抜けしやすい色なので、展張して1年目と5年目とでは、赤色の濃さが違ってくると思われます。
日本ワイドクロスの営業担当者は、薄い赤色[淡いピンク色)ならば、ある程度の忌避効果があると言っていましたが、
経年変化による赤色が薄くなることによって、アザミウマへの忌避効果はどの程度変化するのか?
それが分かれば、赤色の濃さをみることで、サンサンネット e-レッドの更新時期が判断しやすくなりますね。
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