農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。
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アンデスメロンのネット模様をじっくり見てみました。
巻末をご覧くださいね。
さて、本題です。
遮光資材の色によって遮光性能は違いますか?
遮光率は遮光材の面積比率ですから、同じ遮光率の製品でも、遮光材の色によってハウス内の明るさが違ってきます。
同じ遮光率の資材で比較してみます。
ダイオネット涼か
左が「ダイオネット涼か」、右が「ダイオカルクール」
遮光率は共に70%ですが、遮光材の色が「ダイオネット涼か」はグレー色で、「ダイオカルクール」は白色です。
PCのモニターに透かしてみました。
左のグレー色の「涼か」の方が、光が暗くなるのが分かります。
遮光率が同じでも、遮光材の色の違いによって遮光性農は異なります。
最近は、各メーカーとも白色の遮光資材を出してきています。
白色だと可視光線を通しますし、遮熱剤などで遮熱性能を高めていますので、ハウス内は明るいわりにはハウス内の温度は上がりません。
遮光資材を選ぶときは、遮光率だけではなく、遮光材の色と遮熱性能も意識してみてくださいね。
アンデスメロンのネットをじっくり見てみました。
美味しそうというよりも美しいですね。
アンデスメロンの名前の由来はおもしろいですね。
http://www.maruka-ishikawa.co.jp/fruits/items004/andesmelon.htm