農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。
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今日もいきなり本題です。
農産物の国際的な食品安全基準「グローバルGAP」
「五輪で国産食材」ピンチ
2015年の読売新聞朝刊の経済面にこのような見出しの記事が載りました。
“ 電子版の記事はこちら↓
http://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000299/20150727-OYT1T50023.html ”
記事によれば、
ロンドン五輪以来、選手村で提供される食材にはグローバルGAPなどの国際認証を取得することが条件になっていますが、
現在、日本国内でグローパルGAPを取得済みの農場は200程度しかなく、このままでは2020年の東京五輪で認証を受けた国産の食材を十分確保することができず、
一部の食材は外国産で補うことになりかねない状況であるということを伝えています。
「グローバルGAP」ってなに?
グローバルGAPのGAPとは "Good Agricltural Practice"(農業生産工程管理)の略です。
つまり、「国際的な農業生産工程管理」の基準を満たしている農場に与えられる認証のことです。
http://www.japan-globalgap.com/%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85-introduction/
日本人は日本産の農作物は安全だと思っていますが(現に安全だと思いますが)、外国では、単に日本産と言うだけでは通用しないそうです。
国際認証を取得している農作物が優先されるようです。
政府は農業を成長産業の一つとして見据えています。
今後、国産の農作物の輸出が今よりももっと増えていくと思われます。
海外では、国際認証を持つことが必要条件になっていますので、今後、日本国内の農場でもグローバルGAPを取得する動きが活発化するでしょうね。
参考になれば幸いです↓
グローバルGAPの取得をサポートする「まるは茶業」の公式サイト
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kankyo/151216.html