農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。
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今年の1月から、毎月ハガキを100通出すことを決めました。
それなのに、2月分として購入した葉書が、まだ70枚も残っています。
ランチが終ってから、コーヒーを飲みながら5枚書きました。
これで、あと65通です(笑)
さて、本題です。
ビニールハウスの耐雪強度について
【 ビニールハウス (正確にはビニールハウスのため、以下「パイプハウス」) の耐雪強度について】
前回のブログで紹介しました 【地中押し込み式パイプハウス安全構造指針】 (一般社団法人 日本施設園芸協会 発行) の中で、「パイプハウスの許容される積雪深は20~25㎝」 と述べられています。
許容積雪荷重は1㎡当たり「20~25kg」(積雪の比重を1kg/㎝/㎡とした場合)です。
この許容積雪荷重は、再現期間(下記参照のこと)を「15年」と設定して、算出されています。
つまり、『50年に一度の豪雪』ではなく、「15年に一度の大雪」に対応した構造にするのが、経済的に考えて合理性があるということですが、
実際には、設置(建設)してから15年以上使用されているパイプハウスが多いため、15年の再現期間というのは、現状から乖離した数値ではないかと思っています。
【再現期間】
一定の強度をもった自然然現象(台風・豪雨・豪雪・地震など)が再び発生するまでの期間(年数)を「再現期間」という。
例えば「再現期間100年の地震動」とは、100年に一度起きる規模の地震のことである。 (Weblio辞書より http://www.weblio.jp/content/%E5%86%8D%E7%8F%BE%E6%9C%9F%E9%96%93)
パイプハウスの場合は、「再現期間15年」は、パイプハウスの耐用年数を5~10年として考え、安全度を50%として算出しています。
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