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2014年07月16日

パイプハウス設計上の注意 その3

農業用ビニールハウス

平成26年6月23日(月)

機関車トーマスは「のり鉄」よりも、「撮り鉄」のほうが楽しめるのでは、と思ってしまう株式会社モリシタの森下幸蔵です。 https://www.morishitahouse.jp/company

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静岡県静岡市の大井川鉄道での試運転の様子です。

大井川鐵道公式サイト http://www.oigawa-railway.co.jp/

YouTube 『 大井川鐵道 機関車トーマス試運転』 https://www.youtube.com/watch?v=Gwned36mAWc

? ? さて、本題です。

パイプハウス設計上の注意 その3

パイプどうしの差し込み型の接合部についての留意点

接合部には引っ張り力を伝達しないこと

日本施設園芸協会が発行している「地中押し込み式パイプハウス安全構造指針」では、パイプを差し込み接合する場合の留意点については、次のように書かれています。

  1. パイプハウスの肩部を湾曲加工する際は、パイプの最小曲げ半径(R)は、 R≧10D (R:曲率半径 D:パイプ直径)を守ること。
  2. もし仮に、曲げ加工で、R<10D になった場合は、パイプの断面形状が変化し、断面二次モーメントや断面係数がいちじるしく低下し、積雪荷重に対し、脆弱になること。
  3. 一般のパイプハウス肩部分でのパイプ曲げ加工での、(R)は、30D~50Dであること。

 

 

パイプハウス最小曲げ半径

ちなみに、弊社の25.4φのパイプハウスの 最小曲げ半径(R)は、約47D でした。

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