低コスト耐候性ハウスの基準とは
弊社の敷地内に1月2日の雪山がまだ高くそびえているモリシタの森下幸蔵です。 https://www.morishitahouse.jp/contents/company.html
雪山といえば、スキーですね。
福井県の勝山市には、西日本最大級のスキー場があります。
http://www.skijam.jp/winter/index.html
今年も子どもと一緒にスキーに行きます。
さて、本題です。
『低コスト耐候性ハウスの基準』のことについてです。
?『低コスト耐候性ハウスの基準』と『地中押し込み式のパイプハウスが基準をクリアできるのか』について調べてみました。
今回は電話で取材をしました。
まず、最初に石川県金沢市の北陸農政局に電話しました。
http://www.maff.go.jp/hokuriku/guide/about/add.html
『担当者が不在』だということで、聞けませんでした。
?次に、東京都の日本施設園芸協会に聞いてみました。
http://www.jgha.com/about_us/access.html
やはり、『担当者が不在』ということでした(汗)。
代わりに、どこに聞けば教えてくれるのか尋ねましたら、農水省を紹介してくれました。
最後に、霞が関の『農林水産省 園芸作物・花卉産業施設園芸振興課』に電話して聞いてみました。
http://www.maff.go.jp/j/org/outline/dial/seisan_ka.html
低コスト耐候性ハウスの基準について
低コスト耐候性ハウスの基準は、
耐風速について
1. 50㍍以上の風速に耐えることができる強度を有するもの。もしくは、構造計算上これに準ずる機能を有するもの。
2. ただし、過去の最大瞬間風速が秒速50㍍未満の地域にあっては、当該風速とすることができる。
耐雪荷重について
3. 1平方メートル当たり50キログラム以上の積雪荷重に耐えることができる強度を有するもの。もしくは、構造計算上これに準ずる機能を有するもの。
耐風速または、耐雪荷重の基準を満たせばよい
4. (1)または(2)のいずれかの条件を満たし、かつ、単位面積当たりの価格が同等の耐候性を備えた鉄骨温室の平均的単価のおおむね70%以下の価格であること。
補助事業の対象になるには
5. 「低コスト耐候性ハウス」の補助事業の対象になるには、ハウスの設置面積が500平方メートル以上あること。
ちなみに、地中押し込み式のパイプハウスでの認定はかなり難しい
単なる「地中押し込み式」では強度がないので、実際に引き抜き試験で強度を実証した基礎をしたハウスでないと構造解析できないので、低コスト耐候性ハウスの基準を満たすのはかなり難しい。
ですから、『低コスト耐候性ハウスなみの強度』というふれこみ地中押し込み式ハウスには、注意した方がいいと思います。
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