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2013年11月13日

「減反を廃止する」なんて、大臣は発言してなかった

仕事

福井の農業用ビニールハウスの専門店モリシタの森下幸蔵です。

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福井新聞を含め各紙上に、最近、水田減反の補助金が5年後から削減されるという記事が載った。 いよいよ、農業政策が国主導の減反政策から、大きく舵をきったと報道され、わたしもブログに書いた。 しかし、これは誤報だということを、今朝、SNSを通じて教えてもらった。 実際に、自分でも農水省ウェブサイトの林農水大臣の記者会見を動画で見て確認した。 林農水大臣の記者会見の動画 ↓ http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=lAdVNdTZyHo ? 記者会見では、減反の補助金を廃止するなんて、ひと言もなかった。 むしろ、主食米以外の「飼料米」や「外食中食用の業務米」を作れば、インセンティブ(和訳では、「報奨」の意。つまり、転作補助金)を出すとまで林農水大臣は言っていた。 【林農水大臣の発言の要約】 今まで行っていた国が主体の生産調整を止める。 「生産者」「出荷業者」「団体(JA)」に生産調整を任せる。 ただし、三者は、生産調整するにあたって、国の需給見とおしを勘案しながら、経営や販売を行うこと。 そうすれば、国は、自主的に需要に見合った米の生産を実現を図っていくような環境を整備する(つまり、補助金を出したり、得になることをしてあげる)。 ? では、5年後に廃止される補助金とは、何なのか? 教えていただいた方によれば、 廃止されるのは、民主党政権下で、実行された直接交付金(ばらまき)。 水稲農家限定の「農家戸別保証制度」による補助金とのこと。 これって、どーよ! ((((;゚Д゚)))))))