大和鋼管工業のパイプ
パーフェクトポストジンク(PPZ)
マクドナルドのハンバーガーはほとんど食べないモリシタの森下幸蔵です。 https://www.morishitahouse.jp/contents/company.html
ビックマック株式会社というインターネットに特化した広告代理店に友人を訪ねました。
農業資材は一般汎用製品とはちがって、需要が少ないので製品の改良などのペースも他の業界に比べて驚くほど遅いです。
それでも、他社とは一線を画した商品開発を行っているメーカーも少なくありません。
大和鋼管工業もそういったメーカーのひとつです。http://www.daiwast.co.jp/products/showcase/case_03.html
ポストジンク(PZ)からパーフェクトポストジンク(PPZ)へ
弊社、モリシタの倉庫内。
直径22.2Φと25.4Φの直管パイプの在庫品です。
両品ともパーフェクトポストジンクのパイプです。
大和鋼管工業では、昨年から直径25.4Φ以下の直管パイプをポストジンク(PZ)からパーフェクトポストジンク(PPZ)に完全に切り替えました。
ポストジンクとパーフェクトポストジンクはともに、造管工程後にメッキ処理をする、いわゆる「後(あと)メッキ」パイプです。
前(まえ)メッキパイプと後(あと)メッキパイプ
「後(あと)メッキ」パイプと対照的に、「前(まえ)メッキ」パイプというのもあります。
丸一鋼管に代表される「前(まえ)メッキ」パイプは、あらかじめメッキ処理された鋼板を使って造管します。
外面も内面も初めからメッキが施されているので短い工程で済むというメリットがありますが、溶接部が錆びやすいというデメリットがあります。
後メッキパイプであるポストジンクは、外面は高純度の溶融亜鉛メッキ処理なのですが、内面は防錆焼付ペイントです。
このため、内面の防蝕性については、条件によっては多少の不安がありました。
そこで、内面の暴食性の向上を求める声に応えるべく発売されたのが、パイプ内面にも溶融亜鉛メッキ処理をしたのがパーフェクトポストジンクです。
パーフェクトポストジンクは、外面だけでなく内面の防蝕性能を向上させた究極のメッキパイプです。
?パーフェクトポストジンク(PPZ)の特長
パーフェクトポストジンクの特長をまとめました。
1. パイプの外面が全周完全溶融亜鉛メッキが施されているので、前メッキパイプのような溶接部の錆が発生しない。
2.外面は最純度溶融亜鉛できわめて均一にメッキされている。メッキの剥離がなく、光沢のある滑らかな表面肌のため、研磨なしで塗装ができる。
3.外面のメッキの表面に「トップコート」と呼ばれる防錆性の高い樹脂系の透明保護コーティングが施されている。
4.外面と同様に内面も溶融亜鉛メッキがされているので防蝕性が高い。
5.STK鋼管だけでなく、高張力鋼管STX700にも対応ができる。
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