農業用ビニールハウス、施設園芸、スマート農業の専門店モリシタ代表の森下幸蔵です。
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ビニールハウスの屋根のフィルムが破れた時の応急処置について
昨年の11月中旬にパイプハウスの屋根フィルムが裂けたので、修理してほしいとの連絡があり、福井県若狭町まで伺いました。
築10年のハウスで、屋根フィルムはシーアイ化成のテキナシ5でした。
屋根のフィルムが棟木に沿って切れて、アーチビニペットに沿って裂けた結果、写真のように肩から垂れ下がったようになっていました。
ハウス内からも確認しました。
耐用年数5年のテキナシ5を10年使われたので、透明度が低いように感じます。
とりあえず、応急処置を施すことにしました。
屋根フィルムの見積書を見ていただいてから、張替工事をすることでお客様と合意しました。
応急処置➀
肩で垂れ下がった屋根フィルムを元の位置まで持ち上げて、棟木に沿って補修テープを貼付けて、留めます。
応急処置②
次に、棟木に沿って切れている方向と直角になるように補修テープで細かく貼り留めていきます。
そして、その上から、棟木に沿って平行に補修テープを貼ります。
応急処置③
最後に、アーチビニペットに沿って裂けている方向と直角に補修テープを細かく貼り留めていきます。
そして、その上から、アーチパイプに平行に補修テープを貼ります。
応急処置が完成しました。
動画でくわしく説明しました。