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2015年06月22日

ビニールハウスのフィルムの耐用年数は?

農業資材

農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。

https://www.morishitahouse.jp/contents/company.html

 

 

ビニールハウスのフィルムの耐用年数は?

 

ビニールハウスのことでお客さまにまず尋ねられることは、ビニールハウスの価格のことです。

次に聞かれることで多いのは、ビニールハウスの外張りフィルムの耐用年数です。

 

フィルムの耐用年数とは、フィルムの物性が低下し、作物の栽培に差し支えがでてくるまでの期間のことです。

 

フィルムの物性が低下するとは、

フィルム自体の強度が落ちること、

フィルムの透明度が低下すること、

フィルム内側の防滴性能が悪くなること

などです。

 

ビニール張り

今年の春に、私が一人で張り替えたビニールハウスです。左側の屋根のフィルムを張替させていただきました。

 

ビニールハウスのフィルムには、素材別に三種類あります。

 ① 農業用塩化ビニールフィルム(塩ビ)

 ② 農業用ポリオレフィンフィルム(農POフィルム)

 ③ フッ素樹脂フィルム

 

今回は、福井で主流になっている農POフィルムの耐用年数について書きます。

 

 

 

 

まず、農POフィルムには、厚み別に、

0.05mm、0.075mm、0.1mm、0.13mm、0.15mm の5種類のものがあります。(0.2mm厚のフィルムを作っているメーカーもありますが、ここでは割愛します)

 

厚み別に、フィルムの使われ方が異なりますが、

福井でビニールハウスの外張りに使用されるのは、0.1mm、0.13mm、0.15mm厚のフィルムです。

 

POフィルムのメーカーさんが言っている耐用年数は、

0.1mm厚では、2年

0.13mm厚では、3年

0.15mm厚では、5年

ですが、

 

私の経験では、このように言えます。

0.1mm厚では、2年~3年

0.13mm厚では、3年~5年

0.15mm厚では、5年~7年

 

 

 

最後に、

IMG_0830[1]

ジブラルタル生命福井市社武生営業所のKさま、素敵な絵ハガキをありがとうございます!!

 

県HPバナー-01

 

株式会社モリシタは、「2018年福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会」を勝手に応援しています(笑)!