ブログ

2015年06月21日

ビニールハウスの雨漏りの主な原因について

農業用ビニールハウス


農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。

https://www.morishitahouse.jp/contents/company.html

 

 

 

 

GWの休日に富山県側から、立山黒部アルペンルートで立山室堂に行ってきました。

http://www.alpen-route.com/information/

立山室堂は、山スキー客が多いのですね。私も20年前に山スキーで滑り降りたことがあります。

 

 

 

 

さて、本題です。

ビニールハウスの雨漏りの主な原因について

 

梅雨に入ると、ビニールハウスの雨漏りが気になりますよね。

通路に水滴が落ちるのは容認できても、作物が水滴で濡れるような雨漏りは何とか直したいものです。

 

 

ビニールハウスの雨漏りの理由

 

まず、

① 屋根のフィルムからの雨漏りは、フィルムに穴が原因

これは、鳥の爪やクチバシでフィルムを破られる鳥害によるものが多いようです。

補修テープを持って、屋根に上がって穴を補修すれば直ります。

 

② 棟部のビニペットからの雨漏り

これはビニペットのジョイント部からの雨漏りです。

ジョイント部に防水テープを巻いて目止めすれば、たいていは止まります。

 

③ 屋根の棟部のフィルムの重ね目からの雨漏り

これは、重ね張りしたフィルムの余分なヒラヒラしたところを短く切ってやれば、直ります。

余分にヒラヒラしたフィルムのところから浸水している場合が多いです。

 

④ フィルムの重ね目のアーチビニペットからの雨漏り

これは、アーチビニペットの上部からの浸水が考えられます。

屋根の上から、フィルムの重ね部の余分なヒラヒラしたところを切ってから、補修テープで貼り止めると直ると思います。

 

⑤ 天窓からの雨漏り

これは、いろいろな理由が考えられますので、実際に雨漏りをしているところを観察して原因を特定してください。

主な理由として、

 

ビニペットのジョイント部、

フィルムの穴、

フィルムの端のヒラヒラ部分が長すぎること、

天窓枠のリベットからの浸水、

天窓両端の固定張りフィルムが足りないこと

などです。

 

 

 

 

雨漏りを直すコツは、

雨が降っているときに、水滴が落ちてくる場所を見つける。

そして、脚立などを使い、実際に雨水がどこから侵入しているのかを確認する。

それでも雨水の侵入ヶ所が特定できない場合は、いくつかの仮説をたてて、ひとつずつ改善していくこと。

 

雨漏りを直すには、根気強さとマメさが必要です。

雨漏りを見つけたら場所と原因を特定して、マメに直すようにしましょうね。

 

 

 

最後に、自撮り写真を紹介します。

 

立山室堂で雪山をバックに自撮りしたら、遠くに山スキーをしている人たちが写真に写り込んでいました(笑)。

 

IMG_0438[1]

 

 

 

 

県HPバナー-01株式会社モリシタは、「2018年福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会」を勝手に応援しています(笑)!