農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。
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社員さんの誕生日には、スイーツを社員全員にふるまうようにしています。
今回は、ご近所の和菓子屋さんのどら焼きをプレゼントしました。
竹内菓子舗のどら焼き http://www.takeuchikashiho.com/menu.html
社員さんの誕生日を忘れてしまい、一日遅れてしまったのは内緒です。
さて、本題です。
ビニールハウス(パイプハウス)を建てる農地をさがすときに確認しておきたい10の事項
ハウスの建てるための土地をさがすときに、確認しておくといいと思うことを挙げてみました。
1.敷地
土地の面積、形、地境、東西南北の向き、地面の状態(硬いか軟弱か)
まず、前提として、栽培する作物と建てたいハウスの面積を決めてから土地をさがしはじめてください。
より具体的に土地をさがすには、ハウスの間口を決めておくといいと思います。
土地の形は南北に長い長方形がベストです。
土地の地境は、あとでもめごとの原因になるので、きちんと確認しましょうね。
2.水はけ
土質や、暗渠の有無によって、水はけは変わります。
水はけが悪い土地の場合は、あらかじめ言っていただければ、暗渠や排水路を設けることで、ある程度改良できますので。
3.陽当たり
ビニールハウスにとって、陽当たりが悪い敷地は論外ですが…
特に、南と東に陽を遮るものがないか確認しましょう。
4.風当たり
どこの土地でも、台風や春一番などの強風の通り道になっている場所があります。
ときには竜巻の通り道になっている場所もありますので、昔から地元に住んでいる人に聞いておきましょう。
5.降雪量
私が住む福井市内でも、海沿いか山沿いかによって、降雪量がかなり違いますので。
6.水源
井戸を掘れば真水が出る土地なのか。浅井戸か深井戸か。
農業用水のパイプラインがきているか。
水道の主管が敷地の近くを通っているかなど。
水源は大事です。水が無いと植物は育ちませんからね。
7.電線
井戸を使う場合のポンプの電源や、ハウスの制御を自動にするときに電気が必要ですので、
電線が敷地の近くを通っているかを確認しておきましょう。
8.地目
地目が「田」「畑」になっているかを一応確認しましょう。
宅地をハウスの用地に貸し出す人はいないとは思いますけど…
9.抵当物件かどうか
法務局で土地の地番を調べて、土地の登記簿謄本を申請します。
「権利」の蘭が空白であれば大丈夫です。
もし、土地に抵当権が設定してあれば、持ち主に相談してみましょう。
登記簿謄本をとるのには少しお金はかかりますが、不安だったら調べることをおすすめします。
10.土地の持ち主
農地の場合、たまに、知らず知らずのうちに自分名義の土地だと思っていたのが、じつは他人の農地だったということがあったりします。
もし不安であれば、法務局で公図と土地の登記簿謄本をとって、調べてみるといいと思います。
最後に、
農地の貸し借りは、農業委員会を通しておくことをおすすめします。
農地の賃貸契約は、不動産業者に間に入ってもらって、契約書を作ってもらうと、より安全だと思います。
株式会社モリシタは、「2018年福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会」を勝手に応援しています(笑)!