農業用ビニールハウス・パイプハウス専門店モリシタ代表の森下幸蔵です。 https://www.morishitahouse.jp/sp/(スマホ版) https://www.morishitahouse.jp/(PC版)
農業用ハウスの自動天窓の異常動作の原因調査で経験したこと
先日のガラス温室の現場で、自動天窓を手動で閉めた時に、また開いてしまうという事案がありました。
天窓が全閉した直後にモーターが逆回転して天窓が開き始め、全開になった直後に、またモーターが逆転して、今度は天窓が閉まり始めるということを繰り返す異常動作でした。
天窓制御機器のメーカーの中央電機さんにお聞きしたところ、可能性としては、以下の3つの原因が考えられるとのことでした。
配電盤の漏電ブレーカーが落ちていなかったので、①②③の順に原因を探ることにしてました。
点検は、念のために.電気屋さんと二人で行いました。
①親機制御盤のマグネットの故障
親機制御盤のリレーとマグネットを調べましたが、異常は見つかりませんでした。
②子機制御盤の故障
減速機に付いている制御子機のマグネットと配線も調べましたが、異常なしでした。
③操作電線が配線途中で交わっている
減速機№1と減速機№2の間の配線が焦げていました。
原因は③でした。
減速機モーター操作戦の赤い線(開)と白い線(閉)がショートして、信号が混ざっていたようです。
この3芯を結線し直しました。もちろん防水処理をして。
これで、天窓減速機は、正常に運転するようになりました。
自動天窓の異常動作の原因ついて動画で話しました。
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