ブログ

2020年04月21日

パイプハウス新設工事前の敷地の排水についての確認は怠らずに!

農業用ビニールハウス

農業用ビニールハウス・パイプハウス専門店モリシタ代表の森下幸蔵です。 https://www.morishitahouse.jp/sp/(スマホ版)  https://www.morishitahouse.jp/(PC版)

 

 

 


 

 

パイプハウス新設工事前の敷地の排水についての確認は怠らずに!

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

2月の初めに契約して、3月上旬着工で4月初旬に竣工のパイプハウス新築工事の現場がありました。

 

 

 

 

見積の打合せで、現場を見させてもらったのですが、お客様が描いた敷地の図面をいただいたので、ハウスを建てるには十分な広さがあったので、敷地に踏み入って計測をしませんでした。

 

 

 

 

敷地は畑になっていて、収穫が終わったブロッコリーの株が放置され、畝は黒マルチが展張されたままでした。

 

「畑地」イコール「水はけがよい」と、地盤や排水の確認をせずに、契約、着工しました。

 

 

 

 

着工の前に、お客様からの要望で、畝を平らにするために敷地にロータリーを浅く掛けたいと言われ、了承しました。

 

 

 

 

畝と平行してローターリーを掛けると思っていたのですが、お客様は畝方向とは直角にロータリーを掛けられたので、畝も平らにならずにトラクターの轍だけできて、そこに雨水が溜まり、見た目が沼のようになりました。

 

 

着工までに、水はけを改善するために、お客様の方がバックフォーで額縁明渠を掘ってくれたのですが、一向に水が引かないままに、着工しました。

 

 

 

 

仮設工事のときに、レベル出しで敷地を歩いたのですが、地面にズブズブと長靴が入り、入った長靴が抜けないヶ所もあり、軟弱地盤に泣くことになります。

 

 

 

 

敷地の排水を調べたら、明渠の排水が一か所もありませんでした。

排水不良敷地だったのです。

 

 

とりあえず、工事ができるように、排水ポンプで明渠に溜まった雨水を外に出すことにしました。


 

 

 

 

 

 

 

それと、足場確保のため、足場板とプラ板を敷きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棟上げまでに、この程度まで水が引きました。

ただし、雨が降れば、すぐに雨水が溜まり、水を含んで地盤が柔らかくなります。

 

 

 

今回は運よく天候に恵まれたので良かったですが、敷地の排水についても事前によく調べることは大切ですね。

 


 

 

 

パイプハウス新設工事の敷地の排水の重要性について、動画で話しました。

 

https://youtu.be/snYwhUAygKs​

 

 

 

 

 


 

 

 

 

農業用ビニールハウス、スマート農業のお問合せはこちらまで↓↓↓

 

 

www.morishitahouse.jp/contents/contact/​

 

 

お問い合わせバナー