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2015年06月02日

19.1φパイプを使った7.5坪のビニールハウスを耐雪型ハウスに建替える

農業用ビニールハウス

先日、あわら市北潟の営業先で白い風車と青い空をバックに自撮りしました。

モリシタの森下幸蔵です。https://www.morishitahouse.jp/contents/company.html

 

 

さて、本題です。

 

19.1φパイプを使った7.5坪のビニールハウスを耐雪型ハウスに建替える

 

先日、お客さまから水稲育苗ハウスを建替えたいという依頼がありました。

年間を通じて作物を栽培したいので、丈夫なハウスに建て直したいという話。

 

水稲育苗用ハウスは19.1φのパイプを使っているため、強度が弱くて、秋の台風シーズンや冬の降雪期にはビニールを外さなくてはなりません。

 

また、このハウスは背が低いので、トマトやキュウリなどの上に伸ばす作物の栽培には向いていないのです。

 

 

水稲育苗ハウスを壊した跡地です。

元のハウスは間口4.5メートル、奥行5.4メートルの7.5坪ほどの小さなハウスでした。

IMG_0527[1]

同じ場所に、25.4φのパイプを使った耐雪型のビニールハウスを建てます。

間口、奥行は同じで、軒高は高くします。

 

アーチパイプと母屋パイプを組んだ状態です。

IMG_0529[1]

間口のわりには背が高いハウスです。

構造材には25.4φのパイプを使用しています。

 

間口4.5メートルのハウスには、通常19.1~22.2φのパイプを使用します。これらよりも口径の太い25.4φを使うことで風雪に強いハウスになります。

 

IMG_0656[1]

水稲育苗ハウスとの共通部材がありました。

ラセン杭、サイド巻上器、サイド巻上パイプ、ビニペット。

これらの部材は、新しいハウスに再利用することでコストダウンができました。

 

ハウスを竣工してから一週間後に伺いましたら、すでにトマトの苗が植えられていました。

IMG_0657[1]

出入り口からチョウやガなどの害虫が入るので困っているとのことでしたので、出入り口に防虫ネットを張ることにしました。

 

小さな敷地でも耐雪型ハウスを建てることができますので、ご相談くださいね。


 

 

 

青空と風車をバックに自撮りしました。。。

IMG_0642[1]

 

 

あわら市北潟の風車の丘にある展望台施設「風羽里(ふわり)」から見る展望は素晴らしいです。

http://www.panoramio.com/photo/117430921

10基の巨大な風車の羽根が回転する光景は圧巻ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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