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2013年12月11日

日経産業新聞から

日々

農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。

https://www.morishitahouse.jp/contents/company.html

 


 

会社で購読している【日経産業新聞】に以前連載されていたコラムで、楽しく学べそうなのがありましたのでご紹介します。
著者に事後承認することにして、全文そのままで書き写します。
コラムの著者は、アイディアポイント社の社長、岩田徹氏です。

??「岩田徹氏のブログも面白そうです」
http://blog.livedoor.jp/toru_iwata/lite/

【デキる人のアイデア術】① ― 「1案ずつ考える」にワナ

景気回復を背景に多くの企業で「これまでにない新しい何か」をつくり出す取り組みを始めています。ビジネスパーソンにとっても自分なりに新しいアイデアを考え、形にすることは大きな関心事です。

アイデアは一部の人の才能や偶然で生まれるものではなく、誰でも訓練することで作り出すことができるようになります。この連載ではデキるビジネスパーソンが普遍的に持っている頭の使い方、発想の技法・仕組みを解説します。

発想の際のワナに「1案ずつ考える」があります。A案を思いついて検討、ダメなら次はB案、それがダメならC案、というものです。これは効率が悪く、しかも「とっぴな」発想は出てきません。A案がよいと感じると「他に良い案があるのにそれ以上考えない」ことになり、ベストなアイデアを選べないのです。

①数を出す(=思考を発散する)時間と、②評価して判断・選択する(=思考を収束する)時間を別々に確保することが重要です。できれば間に休憩を入れて頭を切り替えてください。

発散する時は評価や判断は後にして可能性のあること、突拍子もないこと、夢のようなこと、最悪の選択肢、ありとあらゆる状況を想定して頭の中身が枯れるまで出し尽くします。質より量です。よりクリエイティブに可能性があるものは何でも考えてください。

「自分としてもう限界だと感じてから、もう10個アイデアを出す」など、自分なりに強制的に案を考えるルールをつくると、より幅広く、網羅的にアイデアを出すことができます。

収束する際にはとにかく「評価して選ぶ」ことに集中してください。論理的になぜそうなのか、具体的にはどういうことか、細かく検討して案を選び、判断、選択するのです。「発散」と「収束」という、違う頭の使い方を同時にするのは効率的ではありません。「今は発散(あるいは収束)」と切り替えて、集中して頭を使いましょう。

【日経産業新聞 朝刊 2013年5月30日(木曜日)第18面掲載】