農業用ビニールハウス(パイプハウス)の専門店モリシタの森下幸蔵です。
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3月31日に製造元がお休みで、手に入れることができなかった坂井市三国町の名物団子「にたらし団子」を本日、ゲットしてきました!!
黒砂糖の香りと上品な甘さで、地元では人気があって、夕方までに売り切れちゃうらしい。
特に、お団子が似合うお花見シーズンだしね。
「にたらし団子」の製造元の数馬商店さんのプレスリリースです。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/delicious/CK2012101902000231.html
さて、本題です。
ビニールハウス(パイプハウス)の被覆材の選び方
前回まで、それぞれの被覆材の特徴を書きましたが、それでは、パイプハウス(ビニールハウス)の作物栽培用フィルムをどのように選択すればいいのでしょうか。
1.塩化ビニールフィルム
2.ポリオレフィン系フィルム
3.フッ素系フィルム
ハウスに投下できる資金や、栽培作物やその栽培条件、生産者の経営形態を考慮して決めます。
まず、フッ素フィルムは、資金に余裕がある事業者(生産者)でないと、お薦めできません。
資金に余裕があり、トマト・イチゴなどの果菜類や花卉類の生産者で、光線透過率にこだわりをもった栽培を目指す方にはおすすめです。
次に、冬晴れのする地域で、暖房機でハウス内を加温して、作物を栽培する方には、塩化ビニールフィルムがおすすめです。
特に、昨今は、重油価格が高止まりしていますので、光熱費を抑える意味で、保温性の高い塩化ビニールフィルムは良いと思います。
最後に、春先から初冬までの栽培を重視し、冬はコマツナやホウレンソウなどの葉菜類を無加温で栽培される方にはポリオレフィン系フィルムが良いです。
フィルムの価格の割には、耐用年数が長いため、資材費の抑制にもつながります。
ちなみに、福井県では、新築のパイプハウスに展張する被覆材は、PO系フィルムが圧倒的に多いです。
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