2020年8月の台風4号の進路と梅雨前線・秋雨前線への影響について

2020年08月04日

農業用パイプハウス・ビニールハウス・アグリテックの専門店モリシタ代表の森下幸蔵です。https://www.morishitahouse.jp/sp/（スマホ版）

現在、８月３日時点で、台湾の北にある台風４号はその後、大きな弧を描きながら中国華南を通過し、６日に朝鮮半島北部に到達します。

そして、７日には北海道東部まで来ます。

台風４号が日本海北部に来ることで、梅雨前線に水蒸気が供給されます。

その結果、６日夜～7日にかけて北海道の日本海側を中心に東北、北陸の日本海側にまとまった雨が降ると予想されます。

今年は梅雨前線は太平洋高気圧によって北に押し上げられないので、梅雨が明けたからと言っても晴天は続かないと思います。

梅雨明け１０日ということわざがあります。これは、梅雨明けしたら１週間から１０日くらいは晴天が続くという意味ですが、今年は当てはまらないようです。

北陸に夏空が戻るのは８月１１日頃からだと思われます。

９月に気象庁にて、今年の梅雨明けの公式発表されますが、今年の北陸地方の梅雨明けは８月１１日頃に訂正されるのではと思っています。

ちなみに、梅雨前線という気象用語は、立秋が過ぎると秋雨前線と名前が変わります。同じ気象現象なのにおもしろいですね。

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